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自閉症をどう理解するか [自閉症スペクトラム]

NHKスペシャルで放映されたホモ・サピエンスの進化をヒントに自閉症者について論じてきた。

自閉症は紛れもなく高次脳機能障碍であり、社会性を最も得難い存在としてこの世に出現する。
発達障碍と言われる通り、得難い社会性を普通人は4才位で習得する所を10才位迄かけて発達する。
心も同様で、子供で分ることを成人してでさえ発達段階であるから、それが新幹線殺害や秋葉原殺傷事件が起きる証拠である。
愛という概念を習得するのは、かなり高年齢になってからである。

高次脳機能障碍ではあるけれども、大脳皮質は普通人と同様にあるので、普通人は社会性を獲得する為に大脳皮質の多くの領野を使ってしまっているのに対して、未使用の自由に使える広大な領野を持っている。
それによって、鏃を発明し飛び道具迄持てた事によってホモ・サピエンスは発展した。
ネアンデルタール人は強固な肉体とそれに伴う運動性を持ちながら、社会が創れなかったから、1人の創造の範囲に留まり、滅亡していった。


科学の進化(自閉症者のお陰なのだが)に伴って、自閉症者を高次脳機能障碍という障碍者に仕立て上げたのは人類史からみると、極最近の話である。
現代の医学では、МRI検査をすれば、胎児の時から高次脳機能障碍の判定はできるはずである。
自閉症者の対象療法は早ければ早いほど効果的と言われているので、胎児診断して療育を胎児から始めるのが良いと考える。

正しい知見を持てば、自閉症者はホモ・サピエンスにとって宝である。

発達障碍を研究しているはずの専門家に、当たり前の事に気付いて奮起して欲しいものだ。


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