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人格は遺伝と環境とからなっている [心理学]

生物心理学では、1690年イギリスの哲学者ジョン・ロックは全児童の生れた時は白紙で平等と主張した。

1859年生物学者チャールズ・ダーウィンは人間の発達は全て、環境への適応の産物だと示唆する。

1890年ウィリアムジェイムズが、人間には遺伝的に受け継がれた個人的傾向「本能」が備わっていると主張した。


フランシス・ゴルトンは「人格を構成する要素には2つの異なった源泉がある」と主張した。

「遺伝」とは、生得的で遺伝的なもので、「環境とは、出生後に経験されていくものだ」と定義した。

私達は訓練と学習を通じて、自らの技能や能力を向上させてゆく事ができるが、遺伝は私達が自らの資質をどこまで伸ばすことができるかについての限界を定める。


遺伝と環境は、何れも何らかの役割を演じてはいるが、遺伝の方が決定的な要因だと主張した。

「遺伝か環境か」の論争は、今日まで続いている。

競走馬のように゜特定の性質を促進するべく、人を「育てる」ことは可能だというゴルトンの理論と見解に賛意を示す人も居れば、全ての子供はタブラ・サラ即ち「白紙」であって、生まれつき誰もが同等と考える人も居る。


今日の心理学者の殆どが、人間の発達において遺伝と環境の何れもが決定的に重要であり、両者は複雑に絡み合っていると認めている。

このブログと同じく力を入れていますので、楽しんで頂ければ幸いです

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