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天才を造れ! [教育]

昨夜、NHKスペシャルで「東京アスリート1」の番組で張本智和、伊藤美和選手の紹介があった。

2人共に練習を始めたのは海馬は片鱗しか無い2才の時であったと言う。

張本の両親は中国卓球のトッププレイヤーであり、伊藤の母親は実業団のプレイヤーであったと言う。


張本は卓球一番の指導は受けず、伊藤はトイレに貼紙をする程のスパルタ教育であったようだ。

2歳児は記憶するのに、大脳皮質に直接貼り付けるやり方で記憶する。

何度も同じ動作をするので、長期増強が大脳皮質に植え付けられるのであろう。


結果、張本は時速100kmを超す玉の回転を見る事が出来、それに反応して0、015秒で飛んでくる玉に対する自身の対応が決まり、相手が打ち返せないであろう返球に繋がっている。

一方、伊藤は相手の姿勢や打点に視点の焦点を合せ、その仕草から玉のやスピードを推測して、微かに目の横に玉の気配を感じ取り、それに一瞬で反応して、相手が適応できないであろう返球を返している。

人間の動体視力を鍛えると言うのも、如何に多くのパターンを記憶しているかに掛っているのだろう。


東京アスリート計画は特殊な能力で無い事は、脳の可塑性によって担保されている。

子供を天才にしたいなら、その親は惜しみなく努力をすれば良い。

天才は特別な人では無く、人類の未来形でもある。


文明や社会が行き詰まり現象を見せているが、人間が変わればその行き詰まりも打開できると信じる。

世界一を競うアスリートに対して政府は力を入れる。

しかし、文明の行き詰まりこそ、政府が打開策を示さなければならない。


それこそが、「おめでとうございます!義務教育」なのである。

先ずは、教育費にお金が削れる効果が一番に現れるのだが、生産性革命が起きて来るのは間違いない。

大きく変容する社会を実現することにこそ政治の目的がある。




このブログと同じく力を入れていますので、楽しんで頂ければ幸いです

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