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心の傷 [概要]

東名自動車あおり運転事故の切欠は前のPAで注意されたことであった。


カチンときたという現象は本人の心に深い傷があったからに相違ない。
しかし、言われてカチンとくるということは自閉症ではありえない。
自閉症は、言われてもそれが自身にどういう意味を持つか分らないので、元から考えるので、瞬間に反応が出てくる事は先ずない。

19才の心の傷は、幼い頃に心の安全地帯を築けていなかったことが大元にある。
それは両親共に心の傷に苦しんでいることを想起させる。
心の傷は連綿と受け継がれていくものである。

五百年前に明の王陽明が「心の本体は楽しみにあり」と喝破している。
人は楽しさを伴ってこそ力を発揮できるものだ。
様々な天才達が「楽しんでいる」と言っているのはそういう事でもある。

心の傷の唯一の薬は「楽しみ」に他ならない。
苦しいならば、何かに熱中し、その熱中したものが楽しくなった時、苦しみから解放される。
それをしない侭、苦しんでいると、鬱になる。

一昔前は食餌を手に入れるだけで、熱中しなければ入らなかった。
鬱が現代病と言われる真の意味はそこにある。
苦しい時は誰にでもある。
一流人が鬱にならないのは、一流人は熱中するものを持っているからだと考える。

カチンと来る人は熱中するものを持っていないのではなかろうか。
自らを顧みて考えてほしい。

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