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心の成立ち [概要]

今回で概要を終えることになる。
心の成立ちとは脳にどうやって心と言う要素が発生してくるかと言う問い掛けである。

最初の感情は揺り籠である胎盤内で、何時も同じようなリズムで聞こえる母親の心臓鼓動音と体液の流れる音への執着であろう。
生まれ落ちた時に大声で泣くのも、その執着との訣別の叫びに相違ない。

翌日から母親との相克が始まる。
何しろ慣れ親しんだ心音と体液の流れ以上に興味を引くものはないのだ。
蛇や獅子が来ても驚く道理は無い。

赤子の意思は母親のみにしか関心が向かないのだ。
オオカミに育てられた赤子が居ると聞く。
無関心であるから、敵意が無いのでオオカミ社会に迎え入れられたに違いない。

母親への意識の次に出てくるのは願望である。
空腹や尿意等で泣き叫ぶ、あれである。
しかし、母親居てこその意思であり、将に意識としては無の実態だ。
我々大人から見れば、羨ましき限りである。

何ヶ月かすると、複数の大切にしてくれる存在に気付く。
学習の成果でもある。
父親、兄弟、祖父母、近所の人達に人間関係が広がる。
これが心の第二幕の始まりだ。

我々が言う所の心に発達するのは3~4才迄待たねばならない。
その頃に海馬や偏桃体の発生が始まり、そこから心を持つ人になるのだろう。
海馬や偏桃体は第二次反抗期に至るまで成長を続け、その間に人としての心が芽生える。

自閉症は発達障碍とも言われる通り、心の発達も随分遅れる。
小脳のメモリ不足の為、海馬や偏桃体も発達が遅れるせいである。

自閉症の心の発達は、母親の抱きしめが効果があると考える。

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