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マインドコントロール [宗教]

今月6日にオウム真理教教祖麻原彰晃及び6人の信者達が死刑執行された。


一連のオウム事件は全て教祖である麻原彰晃の身勝手な自身の保守が動機なのは歴然としている。
警視庁の一斉捜索で、隠し部屋で隠れていたという教祖にあるまじき行為は幼ささえ感じる。
真の教祖である釈尊やイエスでは考えられない。
そういう幼さを持つ教祖が知能指数の高い信者に行っていたのがマインドコントロールである。

このマインドは前頭前野で形成される。
それは、生涯において、様々な経験値から計算されて算出されたものだ。
勿論、母親の影響が一番大きいのは間違いない。

この自意識とでも呼ぶべきマインドに影響を及ぼすことがマインドコントロールに他ならない。
オウムの場合、自身を絶対と信じ込む幼い教祖と自身から逃げたい信者が偶々重なり合って偶発的に起きた現象であったと考える。
麻原彰晃の幼さは、障害の影響もあり、自己実現ができず、それから抜け出す為に始めた宗教依存から来ていると推察する。
自身から逃げたいエリートは、親からのマインドコントロールから逃げたいと言う事であろう。
親からのマインドコントロールから逃げるには、真に心から楽しい事を掴まねばならないのだが、道半ばで自身の道で楽しさに至る過程での逃避だと考える。

マインドコントロールされない為に必要なことは絶対的な自己を持つことであろう。
その為に、親がしなければならない事は3歳児の時にその心に安全基地を造ることに尽きる。
その安全基地を拠点に親離れをさせて、親子兄弟が互いに人格を認め合うことだ。

人間は弱い。
殊に母親が子離れするのが難しいようだ。
それが子を苦しめる元となっている。

王陽明は「心の本体は楽しみにあり」と喝破している。
詰りは夫々が各々個別に楽しみを持つことこそマインドコントロールへの処方箋だ。
楽しみは苦無くしては作れない。
苦を乗り越えて得た楽しみこそ人生の宝である。


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