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こころと宗教 [宗教]

多くの人々にとって宗教は心を安定させる働きを持っている一方で、このブログで取上げたマインドコントロールやイスラム過激派の存在によって忌まわしく自身と無縁であると考えられている。

そもそも宗教は自然崇拝から誕生した。
文明が誕生する頃に、ヤハウェを絶対神とするユダヤ教やアートマンを宇宙原理とするヒンドゥー教が誕生することになり、人々に強い依存をもたらす宗教が誕生する事となった。

そこへ全てを捨てよ(執着が苦の根源)と説いた釈迦と懺悔によって神に許されると説いたキリストが現れた。
仏教で一番大切な教えは執着を無くすことなのだが、時代を経るに従って多くの宗派に別れ、その中で更に派を称える仏教集団が日本国内だけでも数えきれない程多くある。
キリスト教も懺悔して神からの許しを得るのが最大の教えまはずだが、それこそ数えきれない宗派が多く生まれている。

イスラム教はキリスト教とヒンドゥー教のいい所取りをしてアラーを絶対神として成立した宗教であるが、これも無数の派に別れ、一部の派夫々が過激派を輩出して世界を震撼とさせている。
イスラム教は成立時に武力革命によった為に聖戦(ジハード)が許容され、イスラムによる帝国さえ出現した程である。

絶対であるはずの教祖が居ながら分派していくのは、我々ホモサピエンスが社会性を持つからに他ならない。
そして、前頭前野で生れる主義主張は人夫々であることも否めない。
これが分派していく実態である。

信仰は人々に執着を生み、心の安定をもたらす。
私自身は特定の対象に対する信仰はない。
敢えて言えば、釈迦の言った執着を絶つという言葉に共鳴している。
だから、欲もあり行動もしているが、それらに執着することなく、直ぐに手放してしまう。
それによって、何か別のものが手に入るという行為を繰り返している。

人に特別に勧めはしない。
唯、悩みに対しては、その原因は執着によって起きていると説明することにしている。


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