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私の思想史4 [概要]

遂にトンネルに入った。

丁度大学に入った頃だったと思うが、全く分かっていないのに、虚無主義にかぶれたのだ。
それもニーチェが向き合っていた実存哲学への入口等何も分からないのにアナーキズムとでも言おうか随分精神が荒んだ状態に陥った。

読書はした。
ニーチェとか安部公房やフランツ・カフカ等である。
書いている本当の意味は理解していないのに、只流行りに任せて、生活は荒んでしまった。
何も自暴自棄になる必要は無いのにヤケになっていた面はあった。

随分後で、自身が高機能自閉症と分った時、あれもそうだったのかと得心した。
丁度、学生運動が盛んで、授業は休講が多かったせいもあるのかも知れなかった。
もう一つ大きな事柄は学習障碍で第2外国語であったドイツ語が全く分らなかったことにもある。

これが原因で自棄を起こして、大学を中退してしまったのだ。
50を超えて、大学に確認に行くと、出席していたので通してくれていたようだ。
自棄を起こさず、卒業していれば研究者になって、人生も全く変わったものになっていたかも知れない。

そこから抜け出す切欠を作ってくれたのが、日本の歴史で重要なキーワードと認識していた仏教であった。
それは人間ゴータマが悟りの切欠となったのが、苦業を抜け出したことによるものが大きい。
肉体を楽にさせると言う行為の大切さを教えて貰ったと感じた次第である。

次回から仏教とどう触れ合ったかを振り返っていく。


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