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六波羅蜜 [宗教]

六波羅蜜は大乗仏教で彼岸詰り、悟りの世界へ行く方法です。
般若心経の冒頭で「観自在菩薩行深波羅蜜多時照見五蘊皆空」と唱えます。
意味は「観音様が六波羅蜜を深く行じた時、全てのものは空であると照らし見た」です。

六波羅蜜を行じると「全ては空」と言う悟りを得ます。
六波羅蜜は「布施・持戒・忍辱・精進・禅定・知恵」の六つの行から構成されています。
釈迦の教えは利他(布施・持戒)と自利(忍辱・精進)及び解脱(禅定・知恵)と説かれています。

第一の布施は、一般に人に差し上げる事を言いますが、日本ではお坊さんにお包みする事となっています。
何か差し上げる物(お金)を持っていない人は「和顔愛語」が立派な布施行になります。
和やかな顔をして、その人を想って語り掛けるだけでも良いという事です。

第二の持戒は、その世界での規律を守る事です。
仏教では、鑑真和上が日本に伝えたとされる「律宗」があり、その中で色々な規律が定められています。
在家でやってはいけない事は、殺生・偸盗・邪淫・飲酒を禁じています。

第三の忍辱は、布施・持戒を行った後何もせず耐え忍ぶ事です。
商売で言えば、サービス宣伝をして商慣行に忠実にして、待つという事です。
焦ったら元も子もなくなるという事です。

第四の精進は努力する事です。
第五の禅定は特定の対象に心を集中することです。
第六の知恵は要で、布施・持戒・忍辱・精進・禅定をするのに知恵である般若に拠る事が肝心です。

上手く出来ない事があれば、先ず布施を行ってみてはどうでしょうか。
そして、般若心経を日々唱えては如何ですか。

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