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教育の役割 [教育]

昨日、偶々午前11時からEテレで「あしたも晴れ!人生レシピ」を見た。
普段、土曜日11時からEテレで放送している「サイエンスゼロ」があるのと勘違いした訳だ。
その番組で2年前にNHKを早期退職した内田勝康さんと東京都内在住の秋山喜美子さんの生き方を紹介していたので、我々もこういう生き方が出来たらなあと憧れて紹介する。

そして、そういう生き方を教えるメソッドが教育の重要な役割と信じるのでこの記事を書く。
先に紹介したお2人は、生涯学びと言う実践を通じて現在の活動に繋がっている。
内田勝康さんは、今でもアナウンサーをしていると思っていたのだが、生き方を聞いて感動した。

現在、重い病気などを抱え、日常的に医療処置が必要な子供のための施設で働いている。
その施設は多くの人々の寄付によって成り立っているという。
その施設において、重度の病気を抱える子供達の脳に働きかける様々な器具を用意して、重い病気を持ちながらも発達の手助けをしている訳だ。

現在の教育は、卒業後社会に出て職業を得る為にあると言って良い。
アナウンサーとしてのキャリアを重ねて、そのアナウンサー以外の職業を「自分でなければ」と言う想いを持って転職をするというのは中々考え辛い。
何らかの事情もあったのであろうと思うが、その生き方にエールを送りたい。

秋山喜美子さんは、高齢者から聞き取りボランティアを行っている。
お祖母ちゃんがそういうボランティアをしていた事で、思いついたようだ。
1人ひとりのお年寄りから、人生で起きた事、感じたことを数回に渡って聞いていくようだ。

そして、テープ起こしをし、そのお年寄りの人生ストーリーを製本して届けるそうだ。
名も無いお年寄りが、自身の宝を手に入れ夢を育む素敵なボランティアである。
定年退職後に何もすることが無く、年齢を重ねるだけの人生が多い。

若年には若年の、壮年には壮年の、老年には老年の志を持たねばならない。
志の無い人生は、羅針盤の無い行き当たりばったりの人生しか待つ受けていない。
その志を教える事こそが教育の役割である。

児童・生徒・学生に将来を尋ねると、「将来は決めていない」と答えが返ってくる。
教育の怠慢ではないか。
現在の学校学習指導要領では、やっと「道徳」を必須科目にしようとしているだけで、志等とんでもない。

こういう状況の文科省に教育を担えるはずがない。
子女の教育に責任を持てば、現在の教育制度に委ねるきもちは微塵もおきない。


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